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100302 卒業設計その後

最近は卒業設計は一度では終わらない。
全国区のいろいろな審査会があり、学生諸君はたいへんだ。
功罪あるとは思うが、そういう機会を活かすも殺すも学生さん次第。
いろいろな刺激を、「正しく」受ける場として利用してほしい。
歪んだ競争意識や功名心だけはもつべきじゃない。
とはいうものの、教師としては、どんな勝負がくり広げられるか、野次馬根性だけは旺盛になる。まさに「歪んだ競争意識や功名心」の塊になるのだ(笑)。

2月26日に、DIploma×KYOTO'10 京都建築学生之会合同卒業制作展が開かれ、神戸芸工大の学生が健闘した。
審査員は、青木淳、佐々木葉二、塚本由晴、藤村龍至の4先生。関西の国公私立大学から全部で152作品の出展があり、本学科からは3人の学生が出展した。
そして、本年度の環境デザイン奨励賞に選ばれた山川紗良さんと南野望くんの作品が、講評対象9作品に選ばれ、南野望君が3位に入賞した。
山川さんは花田研、南野君は「オープンスタジオ 青木淳と建築を考える」20082009の連続入賞者だ。
他大学の応募者数と比較するとたいへんな高打率であり、また、青木君との特殊な設計教育の成果かも、なーんて喜んだり考えたりするのがまさに教師の「歪んだ競争意識や功名心」だが(笑)、せめてこれくらいの楽しみがなくっちゃねと思います。
ちなみに、この企画を巡るツイッターに書き込まれた言葉を拾い読みしたが、細かいことに右往左往しすぎじゃないの。
今の時代に僕が建築の学生ならいったいどんなふうに生きてるだろう。同じように右往左往してるのだろうか。もちろん想像だにできません。
ともかくおめでとう!
by yoshiaki-hanada | 2010-03-03 13:01 | ●花田の日記
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