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100114 日建設計について考えた

寒い。

日本建築協会の『建築と社会』1月号が昨日届いた。
日建設計の創業110周年記念特集号で、僕は巻頭に文章を書かせてもらった。
「100周年以降の、この10年について書く」という宿題が昨年投げ込まれ、OBでもあるので、かなり悩んだあげくお引き受けした次第。
タイトルは「組織とリアルな物語 日建設計の100周年からの10年とこれから」。
この10年間に、作品のテイストも組織のあり方も大きく変わったなあという最近思っていた自分の感想から出発し、そのことの実証と分析をおこなったもの。
僕としては、そこそこ整理ができたのではと感じた次第。
少なくとも、僕自身の日建時代とそれ以降について、いろいろと考える機会になった。
実名もかなり挙げた内容なので、日建の皆さんがどんな感想をもたれるか戦々恐々だが、昨日、今日とさっそく少し感想メールをいただき、しかもよく読み込んでいただいた嬉しい内容で、ほっとしている。
2本の座談会も結構面白いですよ。
日建設計に入りたいと思っている人はぜひ読んでみて下さい。
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大学は、4年生が卒業設計をやっている。
例によってうろうろし、嫌われているかもしれないが、いろんなことを言って回る。
やっぱり好きだなあ、卒業設計!
悩むだけなら誰でもできる。
自分の考えを伝えるプレゼンテーションを完成させてこそ、卒計だからね。

昨年11月末の「新構法開発研究会」での講演のゲラチェック終わり。これで冬休みの宿題はやっと終わった。某論文読み、3年生ゼミ面接、などなど。
by yoshiaki-hanada | 2010-01-14 22:08 | ●花田の日記
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