<   2010年 09月 ( 6 )   > この月の画像一覧

100929 オープンスタジオ応募登録

10月2日(土)の青木君による特別講義とオープンスタジオの中間講評会に向けて、夕方から、何人かの学生諸君と青木君とディスカッションをおこなった。
例年のことだが、この課題の抽象性に腰の引けた学生諸君が多い中、それに噛み付いてみようとする(あるいは噛み付いてみろと僕に引っ張ってこられた)連中との議論はとても楽しい。
とくに今日は、院生M君の実に冴えた発言のお陰で、いくつかのアイディアが生み出され、刺激的な時間となった。今日参加した諸君は、幸せ者。モノや空間に即して、つまりは建築的に物語を組み立てるということの一端を垣間みたはずだから。

オープンスタジオはコンペではなく「授業」だと位置づけてるからには、2日に来学できない諸君にも特別講義や中間講評に参加できる道を作るべきだと思い当たり、急遽、USTREAM配信をリアルタイムでおこなうことにした。ただし、もちろんこの「授業」の「履修者」、つまり応募登録者限定である。
初めてのことなのでどうなるか心配だが、ひとつの実験として楽しみたい。

なお、応募登録は明日30日が締切です。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2010-09-30 02:49 | ●花田の日記

100927 後期スタート


21日(火)に後期授業がスタートして1週間。あれこれ慌ただしい。

後期の実習、僕は3年生の総合実習担当。住居・インテリア、建築、都市・ランドスケープの3分野に分かれて課題が用意され、学生はそのうちの1科目を選ぶ。僕は住居・インテリ部門の担当で、フィッシュダンスと、そのまわりの施設のリノベーションをやります。非常勤で、香川貴範さん笹岡周平さんも参加。
21日に出題、23日に科目別の履修希望者の申告。29名という予想以上の数になった。

その他、会議、ゼミ、入試関連の仕事、卒論についての4年生向けレクチャー、某市某委員会等々。
あ、23日にはオープンスタジオのエスキスもやった。
ある学生がもってきた言葉が面白かった。それは「風景」としか呼べないモノの状態を表す言葉で、それを手がかりにしてけっこう議論が展開した。その言葉は・・・、書いたらその学生に叱られます。


青木君とのオープンスタジオ、30日が登録締切なので、まだの方はぜひ!
今年の登録状況ですが、これまで以上に、学外のいろいろな学校からの応募が多いのが特徴。期待大です。
応募登録という作業は、大学でいえば履修登録だろう。その後やっと「授業」が始まる。第一段階の作品締切がそこから1ヶ月。学外の人には、いわば通信教育と呼べるような仕掛けが用意できたらいいんだが。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2010-09-28 01:53 | ●花田の日記

100920 六甲山へ

六甲山へ上がり、新しい展望台を見てきた。
d0131838_0595062.jpg

d0131838_10596.jpg

d0131838_101657.jpg

d0131838_102822.jpg

d0131838_104417.jpg

d0131838_10558.jpg

d0131838_11776.jpg

d0131838_111933.jpg


始まったばかりの「六甲ミーツ・アート「芸術散歩2010」」の作品もいくつか見た。
久しぶりに六甲山に上がったが、賑わってるし、変に観光地化もされてないし、施設整備も上々だし、これと有馬温泉(こちらも賑わってるし、変に観光地化もされてないし、施設整備も上々)があれば週末のちょっとしたお楽しみというわけで、コンパクトな神戸の特徴を再認識した次第。
d0131838_120539.jpg

d0131838_120194.jpg

d0131838_1203029.jpg

[PR]
by yoshiaki-hanada | 2010-09-22 01:04 | ●花田の日記

100914 スキャン、スキャン

大学でスキャン。
A3のスキャナーは自宅にはない。
A4より大きな資料をごっそり持参して、スタジオ(製図室)のプリントセンターのスキャナーの前に陣取り、夕方まで、スキャン、スキャン。まさに中小企業の社長。全部ひとりでやっています。
写経のような作業に耐えた甲斐あり、明日でほぼ完了予定。
まだ学生の姿も少ない。

リービ英雄『越境の声』(岩波書店)を読んでいる。「積ん読」山登山の一歩。
複数の言語の「狭間」で書かれる文学についての議論は、建築を考える上でも参考になる。リービ英雄が日本語で書いた自分の本を自分で英語に翻訳するとどうなるか、といった論理的刺激に満ちた本。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2010-09-14 10:27 | ●花田の日記

100911 家にこもって作業

ちょっと間があいた。
9月も半ばとなり、大学の夏休みも終わりに近づいた。
後期の授業や事務関係のメールが増えている。
この間、歳とった親のいる実家にちょっと帰った以外、家にこもって「松村本」に関する画像再スキャン作業等に集中してきた。

僕が博士論文を書くにあたり松村家からあずかった古い写真や手紙、そして自分で集めた雑誌等をもういちどひっくり返し、順次スキャンのやり直しをした。お陰で、資料の在処の再確認や本の中での写真レイアウトへの下準備などにもなった。
松村家からあずかっている写真は、さまざまなアルバムに貼られたり、バラで封筒に入れたりした状態だ。本当は全部はがし建物ごとに新たなシートで整理すべきだろうが、そこまではまだ手が回らないし、そもそもしてよいのかもわからない。松村さんに関する資料は、僕があずかっているものも含め、「一式」建築学会に寄贈されているので、いずれそれら全体での検討が必要だろう。そんなこと考えるきっかけにもなった。来週、大学でA3サイズ等の大物をスキャンすれば完了。予想より早く片付きそうで嬉しい。

鹿島出版会の担当編集者の人ともいろいろ議論している。
本日はゲラの第一弾が到着。
といっても、まだ文字校であり、レイアウト等はこれから。
大きくしたい写真や図面など、考えるべきことは多い。
何しろ、読者の方は見たことないという建物がたくさんあると思うし、そもそも木造モダニズム建築の写真は珍しいだろう。その清楚な姿を上手く伝えたいと思っている。
それ以外にも本づくりのアイディアが2、3浮かんできた。
「日土」が一段落してちょっと途方に暮れていたが、夢のある話で少し元気が出ている。
しばらくはこの方向だな。

『内藤廣対談集2 著書解題』(INAX出版)は読み終わったが、とても面白かった。
前にも書いてくどいけど、学生諸君は必ず読みなさいね。
そしてここに出てくる多くの固有名詞を覚え調べる。
この本では11人の先達と内藤さんとの、11冊のそれぞれの方の著書(雑誌を含む)を材料にしたと対談がおさめられている。
学生諸君に言いたいのは、まずはその11冊の実物を見ることである。
市販されてないものは図書館で。
そして、ぱらぱらとめくり、読めそうなもの、あるいは読めそうな部分から読んでいく。
1冊に4、5日かけたとしても11冊だから1ヶ月半あれば読み終えられる。
1日に13時間読書すればよいのである。7時間寝ても4時間自由時間は残る。朝と昼で2時間、夜に2時間だ。

何とか戦だ、オープンデスクだと熱を上げるのも悪くないけど、こういう作業こそが夏休みにやるべきことだと僕は思う。

青木君とのオープンスタジオ、登録締切が9月30日です!おわすれなく。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2010-09-11 11:55 | ●花田の日記

100831 8月も終わり

博士論文の画像の再スキャンをこつこつやっている。
編集の方とも相談し、やはりすべての画像の解像度を上げておいた方がレイアウトの自由度が残るということで意見が一致。面倒くさいけど意味は大きい。出典の再確認にもなる。
こういう作業は一気にやってしまうに限る。暑だくで部屋にこもっていると、2年前の夏、「1日13時間書くぞ」とやっていたときのリズムを思い出す。
3分の1くらいきたぞ。

合間に、『先生とわたし』(四方田犬彦、新潮文庫)『著書解題 内藤廣対談集2』(内藤廣、INAX出版)を読んでいる。

『先生とわたし』は2回目。最初は『新潮』掲載時に読み、単行本化されたのを買い、そして文庫にはいったので再読している。面白い。駒場の教養の学生の頃、シラバス(そんな言い方はなかったと思うけど)で「由良君美」という名前を見た記憶だけはあるが、それがこういう「先生」だったとはもちろん想像だにしなかった。

『著書解題 内藤廣対談集2』は、裏話がいろいろと語られていて、とても面白い。学生諸君、必読。そして、ここに出てくる固有名詞を覚えましょう。植田実さんのところでは、僕の書いた『植田実の編集現場』(ラトルズ)にもいろいろ触れていただいている。

ところで4年生の諸君、卒論どう?
相談あったら遠慮なくメールで。

青木君との対話編もいろいろ書いています。感想、ご意見、くださいな。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2010-09-01 02:11 | ●花田の日記