<   2009年 02月 ( 10 )   > この月の画像一覧

090225 年度末が近づいてきた

学科会議。年度末らしく、学生の成績や、早くも来年度の授業関連の話題。

仁木邸の模型は今日も前進。家具の試作品ができていた。これでいいじゃないかと思うのだが、学生に言わすとあくまでも「試作品」。頼もしい。

九州大学の大井尚行先生のブログに、環境設計学科の卒業制作の写真が掲載されている。芸工大の諸君、参考になるので見ておくといいよ。
大井先生は、住宅の大きな模型を1年生に作らせる課題でご一緒している方。ブログを少し遡ると、その模型の講評会の写真も載っているので、それも見て下さい。僕もサヴォワ邸のところに写っています。とくに坂倉展チームの人。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-25 23:31 | ●花田の日記

090224 坂倉展用の模型づくりスタート

この5月および7月から、それぞれ鎌倉の神奈川県立美術館と東京のパナソニック電工・汐留ミュージアムで開かれる坂倉準三展に参加する(後者のスケジュールは既にホームページに掲載されている)。花田研は後者用に、坂倉・大阪設計の「正面のない家」シリーズのひとつ「仁木邸」の20分の1の模型をつくるのだ。
展覧会用大型模型づくりは、日土小学校(ドコモモ20選展)、海のギャラリー(林雅子展)、旧紀伊國屋書店(前川國男展)に次いでこれで4回目。ああ、またあの楽しくもあり悩ましくもある日々が始まった。しかし、建築好き学生諸君が集まってくれているので何とかなるだろうと楽観的に思う術も、4回目となると身についている。
昨日は最初の全体ミーティング。坂倉準三、仁木邸についての解説をしたあと、模型のイメージを決定し、作業をいくつかのグループに分けて見通しを立てた。
今日は、大学の大型車を借りて僕が運転し学生諸君と近くのコーナンへ材料の買い出し。早くも土台ができあがった。
隊長である4年のM君がブログを立ち上げてくれた。ここに進捗状況を報告していきます。
d0131838_9152485.jpg
d0131838_9153891.jpg

[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-25 09:16 | ●花田の日記

090221 この2週間

いろんなことのあった2週間。
●2月9日(月)
坂倉準三展のための打ち合わせで大阪の坂倉事務所へ。同行した4年生のM君が、近くにある柳々堂書店を知らないというのでいっしょに行き、お店の松村さんからたっぷりと情報を注入される。M君には結構なカルチャーショックだったのではないだろうか。貴重な本屋さんだ。

●2月13日(金)〜15日(日)
神戸芸工大の卒業制作展が、兵庫県立美術館で開かれた。
土・日は会場にいて、卒業生や来て下さった建築家の人たちとあれこれ話す。作品に対する評価がこちらの予想以上に分かれるのが面白かった。
d0131838_0524369.jpg

d0131838_05337.jpg

d0131838_0555334.jpg

14日の夜は三宮でゼミの打ち上げ。飛び入りもあり楽しかった一方で、年度末特有のお別れの寂しさも少し。
d0131838_1125980.jpg


●2月16日(月)
東大へ。学位記を主査の鈴木博之先生からいただいて来た。学位記など形式的なものと言えばそれまでだが、でも、小学生の頃に作文や絵を先生にほめられたときのような素直な嬉しさが込み上げて来た。
東大ではちょうど卒業制作の学内展示をやっており、興味深く見学。辰野賞受賞作、奨励賞受賞作、いずれもたいへんに面白かった。辰野賞は3作品だったが、三者三様の異なるスタイルの作品で、模型が大きいのは全国的な傾向だろう。図面の密度が高いのはさすがである。神戸芸工大の学生作品に決定的に欠けている部分だな。
副査をしてくれた同級生M君と小一時間雑談。あれやこれや中年男ならではの話題というか何というか。
d0131838_1214589.jpg

夜は、花田研OBの東京組の諸君が集まった。博論のお祝いというわけだが、それより何より、久しぶりの顔も多く、卒業生の奮闘ぶりが聞けてたいへんに嬉しかった。こういう会が開けたのも博論のおかげと思えば、書いた甲斐があったというものだ。それにしても、先生を囲む会というのはやったことはあってもしてもらったのは初めてで、歳をとったなあという感覚に襲われ、狼狽した。みんな、ありがとう。
d0131838_136991.jpg


●2月17日(火)
午前中の新幹線で帰神。その後、こんどは学生4人と僕の車で京都工芸繊維大へ。坂倉展のための勉強会だ。坂倉事務所の方に、たくさんのスライドを使ったレクチャーをしていただき、大いに勉強になった。

●2月18日(水)
学科で、卒業制作の講評・評価方法について議論。問題点と改善方法がかなり明確になった。来年が楽しみ。各大学はどんなふうにしてるんだろう。

●2月19日(木)
坂倉展のためのあるインタビュー。収穫大。

●2月20日(金)
本を買い込む。
その一部。
雑誌『coyote』のロバート・フランク特集号。
今井聖『ライク・ア・ローリングストーン 俳句少年漂流記』(岩波書店)。

●2月21日(土)
大好きなある同世代の建築家から連絡があり、彼が設計した住宅を見せてもらう。彼の原点ともいえるテイストに満ちた素晴らしい出来だ。夜はたっぷりと話し込む。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-22 02:29 | ●花田の日記

090210 『HIROSHIMA 1958』

『HIROSHIMA 1958』(インスクリプト)。
素晴らしい写真集だ。1958年の広島。死と再生の街の風景と人を、これほど正確でしかも優しい眼差しでとらえた写真があるだろうか。必見、必読、必携。
d0131838_104175.jpg

[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-11 01:00 | ●花田の日記

「眠らない大学 〜芸工大ヒットパレー ド〜」に出演します

神戸芸術工科大学は、ラジオ関西(558KHz)で「眠らない大学 〜芸工大ヒットパレー ド〜」という番組を放送しています。
本学の教員や学生によって、マンガやアニメから、さまざまなデザイン分野までの話題を提供する番組です。
その番組に、ついに環境・建築デザイン学科が、2回にわたって登場することになりました!ランドスケープデザイナーの長濱准教授と私、そして学生たちです。
放送日時や内容は以下の通り。関西圏はもとより、(想像と期待を込めてですが)瀬戸内沿岸の各県や中部地方くらいは電波が届くのではないでしょうか。
建築や風景づくりについて、教員と学生で楽しいおしゃべりが繰り広げられると思いますので、ぜひ聴いてみてください。

●2月12日(木)25時30分から30分(=2月13日(金)午前1時30分から30分)
・タイトル:「建築のおたく」
・出演:花田佳明教授と本学科学生3名

●2月19日(木)25時30分から30分(=2月20日(金)午前1時30分から30分)
・タイトル「まちのおたく」
・出演:長濱伸貴准教授と本学科学生3名
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-09 16:59 | ●花田の日記

090208(日) 上野伊三郎+リチ コレクション展

この土日は久しぶりに何も用事がなく、完全にオフ。
昨日は車洗いと本屋。
今日は、京都国立近代美術館で「上野伊三郎+リチ コレクション展」を観てきた。本日が最終日で、そのことに昨日気がつき、慌てて行ったわけだが、その甲斐があった。
上野伊三郎は、1927年に日本インターナショナル建築会を設立した主要メンバー。ベルリンからウィーンへの留学中にリチと出会い、二人で帰国し、京都を拠点としてさまざまなデザイン活動、建築設計活動、日本インターナショナル建築会を軸にした建築運動などを展開した。
二人が1963年に作った学校・インターナショナルデザイン研究所を母体とする京都インターアクト美術学校に残されていた上野とリチに関する貴重なコレクションが京都国立近代美術館に寄贈され、この展覧会が開かれたそうだ。
そういう学校がまだ残っているとは知らず、さっそく「京都インターアクト美術学校」を検索してみると、「本年度より募集停止」とある。少子化の影響だろうか。このことがあって資料を一式寄贈したのだろう。
展覧会はとても考えられた構成で、たいへんに見応えがあった。「日本インターナショナル建築会」は、インターナショナリティとローカリティの融合を唱えており、松村正恒についての博士論文を書く際にも参照した。松村が学生の頃の動きであり、間接的には影響があったと考えていいだろう。そこが発行した雑誌『インターナショナル建築』の実物なども展示してあり、たいへんに勉強になった。カタログも濃密な仕上がり。
d0131838_23341781.jpg


美術館を出てまわりをうろうろしていると、脇道の住宅の屋根の上に赤く塗った角材で「本」という文字が立っているのを発見。なんだろうと思って行ってみると、「山崎書店」という美術書専門の古書店だった。
続き長屋の一軒を改造したもので、玄関で靴を脱いで上がると、奥に長いうなぎの寝床型の住宅の内部がすべて書庫に改造されていて、大型の美術書や展覧会のカタログなどがぎっしりと埋まっているのだ。
いっしょに行っていた高校生の息子が『サワダ―遺された30,000枚のネガから 青森・ベトナム・カンボジア』の古書を見つけ、思わず購入。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-09 01:10 | ●花田の日記

090203 一年で一番たいへんな一日

卒業制作の講評会の日。まず10時から学科会議。教員の採点結果に基づき、講評対象作品を選ぶ。1時から講評会。力作揃いでコメントも長くなり、5時近くになる。再度、学科会議。各賞を決めるのだが、けっこう紛糾して小一時間の議論となる。待ちかねた学生諸君に発表。みんなでワインパーティ。その後、非常勤の先生方との懇親会。気疲れ、頭疲れの一日。追って詳しく書きますね。
今日は東大では鈴木博之先生の最終講義がおこなわれた。出席できず残念だが仕方がない。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-05 02:08 | ●花田の日記

090202 博士

博士の学位記がおりたという連絡を東大の鈴木博之先生からいただく。これですべて終了。ほっとした。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-05 02:03 | ●花田の日記

090201(日) 九州大学へ

九州大学芸術工学部1年生の課題講評会へ。恒例の、と言っていいくらい長く通っている。有名な住宅の20分の1の巨大な模型をつくってもらう。今年は敷地周囲を作り込んだ力作揃いだった。
d0131838_0242150.jpg

d0131838_0285672.jpg

d0131838_0291999.jpg

d0131838_0283473.jpg

d0131838_030179.jpg

d0131838_0291936.jpg

d0131838_0294427.jpg

[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-05 01:59 | ●花田の日記

090131(土) 特派員だより

今日は大学院の修士論文と修士制作の発表会。うーん、全体としてもうひとつ迫力不足、だなあ。

少し前に学科サイトをリニューアルしたのでしたが、そのときにつくった「特派員だより」というコーナーが最近活発に動き始めています。要するに、在校生に特派員になってもらい、独自取材による記事をアップしてもらうコーナーです。卒業制作の現場の雰囲気など、お楽しみ下さい。

明日は九州大学の1年生課題の講評会へ行きます。
[PR]
by yoshiaki-hanada | 2009-02-01 00:45 | ●花田の日記