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オープンスタジオ「青木淳と建築を考える」、オープン!

神戸芸工大ではこの4月から、建築家の青木淳さんに客員教授になっていただいています。折角のこの機会をどう活かしていくか、いろいろと考えた結果、学外にも公開するかたちでの設計課題を実施することにしました。題して、オープンスタジオ「青木淳と建築を考える」。

詳しいことは、この企画専用のサイト↓にすべて書いてあります。

http://envopenstudio.blog36.fc2.com

このサイトを一種の「教室」「スタジオ」と考え、ウェブ上での授業や雑談ができたらいいなあと思っており、いずれコンテンツをふやしていく予定です。
定期的にアクセスしてチェックしてみてください。

学内外から多くの応募があることを期待しています。

まずは応募登録から!
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by yoshiaki-hanada | 2008-07-28 13:53 | ●花田の日記

7月25日(金) あっという間の2週間のあれやこれや

あっという間に2週間。
暑さで朦朧としたまま大学のいろんな仕事をこなしてきた。自分をほめてあげたい(笑)。
一言メモ。

★ 講義の最終回2つ:いつものことながら、あーすればよかった、こーすればよかったという反省もあるが、とりあえずほっとする。
★ 2年生・3年生の最終講評会:2年生は駅前広場、3年生は集合住宅。どちらも全体として良い出来。とくに3年生は「物量派」が多く、見応えがあった。
★ 三分一博志さんの講演会:上映する写真の中に環境に対する思いをやや詩的な文章(日本語と英語)で書き込んでおられたのが印象的。建築家のプレゼンテーションとしては珍しいなあ。
★ 大学を訪ねてくれた高校生のお相手:最近はオープンキャンパス以外に大学を訪ねてくる高校生がいる。自分の目でじっくり確かめて大学を選ぶ。とてもいいことだと思う。この2週間で3年女子3名、3年男子1名と会った。
★ ゼミの打ち上げ飲み会:上沢の居酒屋へ。W嬢は北国育ちだけあってお酒が強い!
★ 学科サイトの打ち合わせ:ウェブ上にキャンパスを作りたい。
★ ある本の打ち合わせ:僕らの学科の設計教育の一部をまとめています。
★ 青木企画のまとめ:いよいよ発表近し。
★ 愛媛新聞の連載原稿送付:卒論の中間発表会をネタにしました。
★ 学期末試験:「建築空間デザイン」という担当講義で、初めて「試験」をやってみました。これまでは授業をもとに、建築作品の批評をするレポートだったのですが、やはり基本的な「知識」を身につけてもらいたいと思い、「試験」をやってみようと決断。結構「書く」量が多い問題だったので、90分の試験終了時に、何人かから(熱心な諸君ですが)、ちょっと興奮気味の歓声がもれて、試験にしてよかったかもと思った次第。デザインについての筆記試験問題というのは面白いテーマ。
★ 教授会、学科会議、その他いろいろ。ああもう勘弁して。

青木企画は、学内の学生には昨日発表。学外の皆さんには来週早々にウェブ上でお知らせしますね。
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by yoshiaki-hanada | 2008-07-25 23:32 | ●花田の日記

080712(土) 今週のあれやこれや

週の半ばは大学の用事に追いまくられ、残った力を振り絞って3時まで論文書き、週末はずっと家に引きこもって一日の半分以上論文書きという規則正しい生活が続いています、が、まだまだ終点は遠い。できるのか、一体!今週はそこにいろいろ特別行事が重なった。

8日(火)は平田晃久さんのトークセッション・「<動物たち>は<自然>に出会うことができるか」。
新幹線の事故で開始が2時間遅れるも、聴衆は学内外ともに多く、盛況。到着を待っている間に、他大学から来た学生諸君をスタジオに案内したり雑談したりして、いつもと違う若者に接してみる。
平田さんのレクチャーは面白かった。映像のプレゼも簡潔でわかりやすい。東浩紀・北田暁大の『東京から考える』の引用から話は始まり、その中で空間や建築にはもう期待しないといわれているが、そんなことはない、建築の力を示さなくてはいけない、というのが彼の基本的なスタンス、そのために、つまり社会に建築の力を示すために、彼はきわめて特徴的な空間をつくっている(例のひとつの原理でパッと全体を決めるような・・)、と大雑把に理解した(が、どうだろう)。
30代の建築家が建築の社会性を主張する傾向があるなあとは思っていたので、ああそういうことなのかと思ったりもしながら、建築の社会性は普通は歴史、地域、文化等々の建築外の文脈と建築をどう関係づけるかというような視点から論じられるが、平田さんの話には全くそういう言葉は登場しない、むしろ建築の論理の内部での自律的な議論である、それはそもそも「空間や建築にはもはや期待しない」という冒頭の引用から始まっているが、もしその仮説が間違っていれば空振りの議論になるが、如何?というような質問を投げかけてみた(つもり)。平田さんもきちんと答えていただいたが、短時間ゆえにここに展開を書けるほどの議論はできていない。続きはおいおい考えたい。

この日は1・2限が芸工大での講義で3限目は市立看護大で年に1回頼まれている講義の日。帰ってきてから青木君企画の打ち合わせ、夜は上記のレクチャーが2時間遅れで10時過ぎまで。ふらふらになった。

10日(木)は卒論の中間発表会。まあこの段階では例年と大差ない進捗状況。とにかく、「言葉」をきちんと使うとそれが推進力をもち、もうひとつの世界を切り開いてくれるということを体験してほしいと思っている。卒業制作は、もちろんその体験の「かたち」バージョン。「かたち」をきちんと使うとそれが推進力をもち、もうひとつの世界を切り開いてくれるということを体験する機会なのだ。人は「言葉」と「かたち」の両方の力を信じる力をもたなくてはいけない。僕らの学科が卒論と卒制の両方を必修にしているのはそういう理由だ。

その日の夜は、藤村龍至さんらの「ラウンド・アバウト・ジャーナルVol.8公開収録 若手建築家のアジェンダ」というイベントが芸工大のカフェでおこなわれたが、時間がなくちょっと覗きに行ったのみ。おそらくここにも建築の社会性についての議論があったのではないかと思うのだが。

本日・12日(土)夕方は本屋に脱走。新刊本中心。
  『増補 経済学という教養』(稲葉振一郎、ちくま文庫)
  『科学哲学』(サミール・オカーシャ、岩波書店)
  『環境のオントロジー』(河野哲也他、春秋社)
  『建築がみる夢』(石山修武、講談社)
  『住宅建築』7月号
数日前には前に珍しく『新建築』を買った。7月号。なぜか。坂本一成の「水無瀬の町家」の増築が載っているからだ。しばらく前にこの見学会情報がネットで流れていて、羨ましくて仕方がなかった。「水無瀬の町家」という住宅はほんとに好きだ。掲載された『新建築』1971年4月号ももってるぞ。増築もさすがに見事な出来。2つの建物の関係が絶妙だ。

雑誌といえば今でている『考える人』(夏号)も面白い。「特集 小説より奇なり!自伝、評伝、日記を読もう」。
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by yoshiaki-hanada | 2008-07-13 00:33 | ●花田の日記

080709 三分一博志さんのトークセッションを開催します

神戸芸術工科大学環境・建築デザイン学科では、第一線で活躍する若手デザイナーを招いた連続講演会を開いています。先日、平田晃久さんにお話しいただいたばかりですが、こんどは建築家の三分一博志さんです。イベント続きの芸工大です。どなたでも参加できます(入場無料)。なお今回は、いつもの学科講義室ではなく、中庭の反対側の建物のデザイン教育センター・2階の教室(1225室)です。ふるってご参加下さい。
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■神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科 トークセッション 2008■

環境デザインのトップランナー 第3回
三分一博志「地球のディテール」
2008年7月22日(火)18:30-20:30
神戸芸術工科大学 デザイン教育研究センター 1225号室

三分一博志(さんぶいち・ひろし)
東京理科大学理工学部建築学科卒業後、小川晋一アトリエを経て三分一博志建築設計事務所設立。現在、山口大学非常勤講師。

作品:
ケース・スタディ・ハウス(2000 年)
Running Green Project(2001 年)
エアー・ハウス(2001 年)
LESS(2001 年)
テラス・ハウス(2002 年)
三輪窯(2002 年)
クリニック(2003 年)
ancora production + pizzeria(2003 年)
北向傾斜住宅(2003 年)
角田歯科医院(2005 年)
民家再生計画(2005 年)
ストーン・ハウス(2005 年)
brood(2005 年)
ののやま矯正歯科医院(2006 年)
犬島アートプロジェクト「精錬所」(2008 年)

受賞:
2000 年 SD レビュー新人賞(Running Green Project)
2001 年 SD レビュー朝倉賞(三輪窯)
2001 年 カナダグリーンデザイン賞最優秀賞(カナダ/ Running Green Project)2003 年 ar+d award(イギリス/三輪窯、エアーハウス)
2003 年 第19 回吉岡賞(エアーハウス)
2005 年 Detail Prize 2005(ドイツ/三輪窯)受賞

お問い合わせ:
環境・建築デザイン学科事務室
078-794-5031 

トークセッションは鹿島建設株式会社の助成を受けて開催されています。
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by yoshiaki-hanada | 2008-07-09 23:41 | ●花田の日記

080704 

今日は卒論の中間発表会用の梗概提出日。昨日ゼミ生の書いてきたものをチェックし、いろいろアドバイス。内容はもちろん、字体のメリハリ、頭揃えなど、書類の書き方も教えて直してもらう。ビフォー/アフターを比べると、当然のことながら、「使える」書類に変わっている。まずは日本語のリテラシー教育。

ここ数日は学科主任仕事に追われまくり。今年度動かしている学科主催企画(含、青木さん大活用企画)、学科運営、学生のこと、大学全体の戦略会議(のようなもの)、あれやこれや。合間に論文、のはずがそろそろ身体が悲鳴をあげてきた。

ところで、以下のイベントが、急遽芸工大で開かれることになりましたので、ここでも宣伝しておきます。


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ラウンド・アバウト・ジャーナルVol.8公開収録
「若手建築家のアジェンダ」

1995年以降、経済のグローバル化と、情報技術の環境化によって建築設計を取り巻く環境は厳しさを増している。1970年代に始まったアトリエ系建築家と組織・ゼネコン系建築家の乖離や、2000年代以降のあいつぐ建築専門誌の休刊によって議論の場が消滅したことによるメディア環境の断絶は、解決の糸口も見えないまま私たちの前に立ちはだかっている。2002年より活動を開始したROUND ABOUT JOURNALはブログ、フリーペーパー、イベントの開催などを通じてアトリエ系と組織・ゼネコン系、東京と地方などをブリッジする議論の場を設計しようとしている。今回は、関西地区の若手建築家に公開インタビューを行うことで、彼らが何を考え、実践しようとしているのか、それぞれのアジェンダを共有する場としたい。

■日時
2008年7月10日(木)
  18:30-18:50 挨拶・問題提起(藤村)
  18:50-21:00 ディスカッション

■場所
神戸芸術工科大学 セレンディップギャラリー・カフェ(D棟)

■参加建築家(敬称略)
 柳原照弘(isolation unit)、市井洋右(市井洋右建築研究所)、今井敬子、山崎亮
(studio-L)、香川貴範(SPACESPACE)、家成俊勝 大東翼 赤代武志(dot
architects)、笹岡周平(WASABI)、藤村龍至 山崎泰寛(TEAM ROUND
ABOUT)

■主催
TEAM ROUND ABOUT、アキレス

■お問い合わせ
dot architects
tel : 06-7171-1977
mail : dotarchitects@tcct.zaq.ne.jp

■協力
   神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科
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by yoshiaki-hanada | 2008-07-05 00:05 | ●花田の日記

080630(月) 6月の終わり

休みなく働いている。
この週末は、金曜に本学での大学説明会、土曜・日曜はオープンキャンパスと保護者の方との懇談会が開催された。高校の先生方、高校生、在校生の御父母、そういった方々と、それぞれにふさわしい語り口で大学や教育の話をするのは、たいへんに面白い経験である。つまり、自分のいる大学や学科の魅力をどう伝えるかを考え、もちろんそのありようを反省もし、そして改造案について考えるいい機会でもあるからだ。

合間はすべて論文書き。家にいるとほとんど自分の部屋のパソコンの前にいる。ディテールを書き込めば書き込むほど何を解くための論文なのか不安になる。

学科内のいろんな打ち合わせや議論、事務局との折衝等のメールも飛び交う。

げ、6月が終ってしまった。
4年生と修士2年生も、そろそろ気を引き締めてね。
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by yoshiaki-hanada | 2008-07-01 01:27 | ●花田の日記