080802 東京、青木くん、AO入試、オープンキャンパス 

タイトルの通りの一週間。今週はAO入試とオープンキャンパスで慌ただしい。

僕らの学科のAO入試は、29日に課題の採点、31日と1日が面談だったので、合間をぬって30日に東京へ。
目的は、オープンスタジオ「青木淳と建築を考える」の進め方について青木くんとの打ち合わせと、東京国立近代美術館で開かれている。「建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳」展を観ること。

展覧会の内容については、すでにいろいろな紹介記事が出ているから説明は不要だろう。青木くんが展示したひとつの住宅のたくさんのスタディ模型を、よくまあこんなにいろんなことを考えるものだと感心しつつ、ほとんど模型どうしの前後関係を読み取れないまま、でも模型ごとに記された全部のコメントを読んでいく作業というか体験は、とても面白かった。青森県立美術館を一周した後の感覚と似てるなあ。長いミステリーを読み終わり、その満足感、達成感に浸っているうちに、実は犯人が誰なのかがわからないままであることに気づく、そんな感じだ。

展覧会のカタログに納められたアーティスト(でいいのか?)田中功起の「マキシマルな操作、あるいはそばとうどんをいちどに食べながら同時に歌うこと」というテキストがとてもいい。つくる人間どうしだからか、青木くんの方法論を実にうまく(言葉で)描いている。
この「・・しながら同時に・・」という感覚は、僕が「青木淳論序説」(『建築文化』9911、2006年に彰国社シナジーで復刻)で最後に図示しながら書いた青木モデル(仮称「ずん胴モデル」)に似ていると思う。「世界」を縮小も拡大もせず、一気にとらえる感覚だと勝手に共感。

その後、代々木上原某所で青木くんといろいろな話をしたが、このあたりのことを考えるヒントがたくさんあった。つくることから生まれる言葉。彼との話ではいつもそれが刺激的だ。

「オープンスタジオ」については、今回の課題を軸に、ふたりで交換日記(笑)を交わしてみることにした。さっそくコーナーをサイト内に用意したので、間もなく始めますね。面白いことになるかどうかはわかりませんが。

今日はオープンキャンパス、明日もオープンキャンパス。
高校生諸君、神戸芸工大へ走れ!
大学サイトが一新されました。
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by yoshiaki-hanada | 2008-08-02 23:41 | ●花田の日記
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