080603(火) ついに6月

● 5月31日の土曜日は、ある建築雑誌の取材仕事で、建築家・竹原義二さんの設計した建物3つを回った。ゼミの学生も3名参加。もちろん竹原さん本人や事務所の方々も。いずれも竹原さんの新たな展開を感じさせるもので、たいへん勉強になりました。未発表なので、これ以上は記事をお楽しみに。
最後は大阪に戻り、大阪市立大学による長屋改修プロジェクト「豊崎プラザ」の銀舍長屋へ。大阪の梅田からロフトを越えJRを越え、若者によるカフェなどの多い「中崎町」の先。大正14年建設の長屋群を、大阪市大の都市研究プラザが借り上げた「豊崎プラザ」の中の1軒を、竹原さんと市大の学生たちが改修したものだ。
いずれきちんと発表されるだろう。実にゆったりとした気持ちのよい空間に生まれ変わっていた。その2階の座敷で竹原さんにインタビュー。終了後、1階の座敷で市大の学生さんたちの手作りのもてなしを受ける。奥の坪庭の白く塗ったブロック塀をスクリーンに映像を映したりして、見事な演出。ここで学生が住んだりレクチャーの場に使ったりしていくらしい。大学と地域との素晴らしいコラボレーションだ。

● 週末は家にこもって論文。合間に事務仕事のメールが飛び交う。右腕の肩と肘がおかしい。身体もがちがち。マウスの使い過ぎ。

本日6月3日(火)は、4月から担当してきた2年生の設計課題の最終講評会。今年は、この授業内容を本にする予定なので、その原稿になるように課題書を見直したせいもあるのだろうか、全体のレベルがとても高く、実に楽しい講評会だった。男女共に建築好きが多い学年という印象。初めての試みとして、学生にも採点表を配りベストテンを選ばせ、それぞれへのコメントも書いて提出させた。もちろん自分の作品を入れてもいい。これが大成功で、回収してみるといずれもびっしりと書かれている。講評会終了後のワインパーティーで集計結果を発表し、盛り上がった。もう一つの新しい試みは、TAにビデオカメラで発表中の図面や模型をアップで撮影してもらい、会場のスクリーンに同時上映したこと。これも大成功。どうしても教室の脇や後ろでは図面や模型が見えにくくなるが、この映像のおかげで、様子がよくわかる。講評会への出席率がびっくりするくらい高かった。全国の建築学科の先生方、お薦めのアイディアです。
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by yoshiaki-hanada | 2008-06-04 00:39 | ●花田の日記
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