110918 夏の思い出(3)とも言い難い身辺雑記

東京にいる間にヨコハマトリエンナーレ2011にも行った(ところで、ヨコハマトリエンナーレ、横浜トリエンナーレ、よこはまトリエンナーレといろんな表記があるがどれが正しいんだろう)。

会場が何箇所かあるわけだが、メイン会場の横浜美術館はつらかった。
ひとつの問題は美術館そのものの空間だ。これは如何ともし難いだろうが、内外ともに大仰なデザインは作品を殺す。1989年竣工で丹下事務所の設計であり、翌1990年竣工の都庁にそっくりだ。
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そこにごった煮のように並べられた美術品を見ていると、全部が田中功起の作品なんだという悪い冗談すら思い浮かぶ。
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展示計画ももうひとつ。集められた多種多様な作品群の相互関係がわからない。逆にわかりやすすぎて困る例も。石田徹也の隣にマグリット。どういう関係があるんだろうと思うと、両方に「階段」がある。それで並べたんですよね、きっと。そうは思いたくないけど。
そういう空間が団体の小・中学生や家族連れでごった返している光景は、残念ながらとても貧しいものだった。
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一方、日本郵船海岸通倉庫(Bank ART Studio NYK)会場はとてもよかった。古い倉庫に手を入れた空間が何より素晴らしく、それにマッチした作品が置かれている。子どもたちを連れてくるならこちらにすべきだ。
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最後に1階の本屋さんで、『アーバンデザイナー 北沢猛』を買った。
神戸にもこういう人がいてほしい。
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by yoshiaki-hanada | 2011-09-18 09:14 | ●花田の日記
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