110406 春を恨まず

地震、津波、原発に襲われていても春は来る。
まして被害のなかった関西は桜も咲いてまさに春。
でも違和感がある。
しかしこの春を恨んでも仕方ない。
親の容態もすぐれず気ぜわしい。
明るさの中でいろんなことを考える。


大学は新学期。
1年生の初々しい姿に救われる。
4月3日(日)の入学式の夜、芸工大恒例の新旧教職員懇親会があった。
前学長の土肥先生にお目にかかる。
ご病気のときにもその強靭な精神力に驚かされたが、今日は「老い」に関する独特のお考えを聞きさらに驚いた。
吉武、鈴木、土肥という3人の個性的な学長と接することができたことは僕にとって何ものにも代え難い宝だ。
松村本をお送りしていたのだが、直接お褒めの言葉をいただき心底嬉しかった。


ゼミもスタート。
今年は4年生3名、M1・2名、M2・2名というこじんまりとした所帯。
さてどんな1年になるだろう。


松村本も分厚かったが、最近買った2冊もすごい。
長谷川堯『村野藤吾の建築 昭和・戦前』(鹿島出版会)佐藤健二『社会調査史のリテラシー』(新曜社)
佐藤さんには、教養部の学生の頃、読書会に混ぜてもらったことがある。
しばらく新しい本が出なかったがこの大著をまとめていたんだなと納得。
都市を読む「方法」についてのメタテキストだ。


実家で読んだのは、太田博太郎『建築史の先達たち』(彰国社)
野矢茂樹『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』(ちくま学芸文庫)は途中で挫折。
少し前に読んだ別宮貞徳『裏返し文章講座』(ちくま学芸文庫)の批評精神は心地よかった。


元気のでないときはいつでもキヨシローだ。


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by yoshiaki-hanada | 2011-04-07 02:16 | ●花田の日記
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