今日は、僕の研究室の最初の院生であったIさんが来学。
社会に出て約10年、ひと区切りの報告であった。 日土小学校の模型づくりの際に院生で、一緒に八幡浜に行き実測をした。 修論は雑誌『国際建築』の研究。 いずれもその後の松村正恒研究と日土小学校保存再生につながったものだ。 だから僕にとっても非常に思い出深い人であり、御礼を言いたい人でもある。 卒業生にとっての10年と、送り出した側にとっての10年。 全然別の場所で流れた時間だけど、なんとなく重なって感じられるのが大学の教師という職業の役得ではないかなと思った次第。 3年生はポートフォリオ作成課題の講評会。 就職状況が厳しい中、あらためて仕事って何だろうと思いつつの講評であった。 ところで、先日のセンター入試の国語・現代文に鷲田清一の「身ぶりの消失」という文章が出題され、そこに青木君の「原っぱと遊園地」が引用されていたはお気づきの人も多いでしょう。 問題と解答。 青木君なりの感想も聞きました。なお、彼が書いた文章についての問題で間違えたとか(笑)。 ちなみに僕は全問正解! ただ、各問題の選択肢の文章が、鷲田さんの文章の理解の差を問うのではなく、選択肢の文章自体の微細な違いをどれだけ峻別できるかを試しているような感じがしてとても嫌だった。
by yoshiaki-hanada
| 2011-01-21 00:13
| ●花田の日記
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