101107(日)


集中してやってきた松村正恒本の初校の校正がほぼ終了。
全体の3分の2まではすでに返してあり、このところは松村家に残る手紙の分析をおこなった第3章をやっていた。
あずかっている蔵田周忠、土浦亀城、内田祥哉、川添登といった人々からの手紙を読み解いた章だが、再度すべて元の手紙と照合、あれこれと手を入れた。
結局1ヶ月以上かかってしまった。
けっこう写し間違い書き間違いがあり嫌になった。
事実誤認も一か所発見。八幡浜総合病院本館の掲載誌を見落としていた。
新事実もひとつ発見。松村の設計した神山小学校を掲載したアメリカの某組織の本というのが見つからなかったのだが、彼が対談で言っている本のタイトルがどうも間違いではないかと気づき、あれこれネット検索しているうちに正しいタイトルと思われる本を発見。国内の4つの大学が所蔵していることがわかりさっそく現物貸借を手配した。
何しろすべて修正し、この本をもって定本としたい。
3校までは確認したいけど、とにかく通読するのが大変だ。
まだまだこれから。

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青木君とのオープンスタジオの入選作を発表しました
作品をまとめてみるならここ
例によって、青木君に全作品を送る前に僕も選んでみたのですが、打率は半分くらいかな。
相変わらず、器用な技にごまかされず、隠れた可能性を見い出す彼の眼はすごい。
入賞した人はまずコメントの書き込みからお願いします。
青木君(や私)から返事をしてもらいます。
また、それ以外の方の書き込みも自由。
学生諸君同士の議論もぜひ。
さらなるブラッシュアップを期待しています。

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昨日6日(土)は、芸工大でおこなわれる遠藤剛生展オープニング
遠藤さんには我々の学科の教授になっていただき今年度で丸4年たった。
予めわかっていたことではあるが、残念ながらそれでちょうど定年となる。
その記念にという意味も込めた展覧会だ。
会場の様子はここ
模型、素面、写真パネル、掲載誌、それにヨーロッパを中心にした旅先で描かれた多くのスケッチ、水彩、油絵も展示され、迫力満点の展示である。
模型は最近の学生や若手建築家が作るものと比べると時代の変化をまざまざと感じる力強さ。
絵はプロ級の腕。
バナキュラーな街や風景を絵にすることで手と目で記憶し建築へ反映させるというスタイルは、もはや見かけなくなってしまったが、それでいいのかと考えさせられた次第。
必見である。

会期:11月8日(月)〜11月20日(土)
*開館10:00〜18:00 11月14日(日)休館
会場:ギャラリーセレンディップ
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by yoshiaki-hanada | 2010-11-08 12:18 | ●花田の日記
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