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木枯らしが吹いた今週は、なんやかやと授業関係の行事が多い。

●26日(火):卒論の発表会
残念ながら、良い出来の論文とそうじゃないものとの差が今年も縮まらなかった。
論文とは何か、論文はどういうふうに書けば良いのかをわかりやすく解説するレクチャーもやったのだが、わかるひとはわかる、わからないひとはわからない。来年は別の手を考えたい。

●27日(水):あれやこれや会議。

●28日(木):
・午前中は修士1年の諸君による作品発表会に参加。
これも良い出来のものとそうじゃないものとの差が大きい、いや、大きすぎる。
そこで発した言葉のうち自分でもそうだなと思ったフレーズ(大幅に修正あり)。

<ある原理を視覚的なメディアで表現するのはいいが、自明の原理の表徴に過ぎない表現は退屈である。その表現が新たな原理を暗示しなくてはいけない。原理から表現へではなく、表現から新たな原理へ>

・午後は3年生の実習の中間講評会。
けっこう面白いアイデアが出てきているように思った。
そこで発した言葉のうち自分でもそうだなと思ったフレーズ(若干の修正あり)。

<重要なことは、言葉によるエスキスで掘り進む穴と、空間やモノからのエスキスで掘り進む穴とがぴたりと出会い、ひとつのトンネルが開通するかどうかということだ>

設計をするときに、あるいは建築についての文章を書くときに、やるべきことはこういうことではないだろうか。

・松村本の校正、できたところまでを編集者へ送る。
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by yoshiaki-hanada | 2010-10-29 00:18 | ●花田の日記
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