博士論文の画像の再スキャンをこつこつやっている。
編集の方とも相談し、やはりすべての画像の解像度を上げておいた方がレイアウトの自由度が残るということで意見が一致。面倒くさいけど意味は大きい。出典の再確認にもなる。 こういう作業は一気にやってしまうに限る。暑だくで部屋にこもっていると、2年前の夏、「1日13時間書くぞ」とやっていたときのリズムを思い出す。 3分の1くらいきたぞ。 合間に、『先生とわたし』(四方田犬彦、新潮文庫)と『著書解題 内藤廣対談集2』(内藤廣、INAX出版)を読んでいる。 『先生とわたし』は2回目。最初は『新潮』掲載時に読み、単行本化されたのを買い、そして文庫にはいったので再読している。面白い。駒場の教養の学生の頃、シラバス(そんな言い方はなかったと思うけど)で「由良君美」という名前を見た記憶だけはあるが、それがこういう「先生」だったとはもちろん想像だにしなかった。 『著書解題 内藤廣対談集2』は、裏話がいろいろと語られていて、とても面白い。学生諸君、必読。そして、ここに出てくる固有名詞を覚えましょう。植田実さんのところでは、僕の書いた『植田実の編集現場』(ラトルズ)にもいろいろ触れていただいている。 ところで4年生の諸君、卒論どう? 相談あったら遠慮なくメールで。 青木君との対話編もいろいろ書いています。感想、ご意見、くださいな。
by yoshiaki-hanada
| 2010-09-01 02:11
| ●花田の日記
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