100530(日) 5月の備忘録

気がつくと、5月は全然ブログを書いていなかった。
連休が明け、大学でのいろいろな企画が終わるたびに書こうとは思ったが、ついついさぼってしまった。今年の4月は例年よりゆっくりと時間が流れた感じがしたが、授業が本格した5月はいつもの慌ただしさに戻ってしまった。この間の主な出来事は以下の通り。これらの合間に、実習と講義とゼミと学内外の会議や委員会。
買った本はいろいろあるが読めた本は少ないなあ。とりあえず学生諸君へのお薦めとしては、木田元『闇屋になりそこねた哲学者』(ちくま学芸文庫)

●5月7日(金)
客員教授・吉良森子さんのレクチャー。オランダの歴史や集合住宅政策の概観から、そういう文脈上でのご自身の作品紹介まで、実にうまく組み立てられたレクチャーで、勉強になった。冒頭に、アムステルダムの運河を航行する船から固定カメラ撮った街並の動画がとてもよかった。パートナーである。クラウスさんもいらっしゃり、夜の飲み会を含め、実に楽しい一日だった。当日のレポート学生によるインタビュー

●5月15日(土)
1年生との遠足(「フレッシュマンセミナー」という授業の一環です)。例年と同じで、淡路島へ。「野島断層保存館」「本福寺水御堂」「淡路夢舞台」を見学後、これまでの小見学会についてのグループ別発表会。遠足の行き先をもっと開拓しなくてはいけないな。

●5月19日(水)
大学院の発表会。この秋に修了するM2と一般のM2、それぞれの進捗状況の報告会だ。学部・学科の境が一旦消えてさまざまな分野が混ざって専攻を形成しているのが神戸芸工大の大学院の特徴ではあるが、専門性という観点からは物足りない面もでる。そこで今回は、環境・建築系とそれ以外が2教室に分かれておこなうスタイルとし、講評時間も増やして突っ込んだ議論をしようということになった。その主旨を汲み、かなりアクセルを踏み込んで発言した。

●5月20日(木)
10年前に作った日土小学校の20分の1の模型を、久しぶりに貸し出した。愛媛県立美術館で開かれる「ル・コルビュジエ展」で、地元のモダニズム建築に関する展示も行うことになり、美術館から要請があった。本日トラックがやってきて、久しぶりの長旅に送り出した。1年ほど前に一度補修していたので大きな問題はないが、ゼミ生に天井の垂れ下がりを直してもらった。

●5月22日(土)
神戸芸工大で鈴木成文先生の追悼の会がおこなわれた
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我々の学科を中心に卒業生も多く集まり、芸工大らしい、また鈴木先生らしい、よい会だったと思う。終了後は、学科棟で卒業生と在校生の交流会も。花田研の卒業生とも何人も会うことができ、嬉しかった。また集まろうね。
なお、『新建築』5月号に鈴木先生の追悼文「最後まで学び、そして遊び続けよ」を書いた。書きながら神戸芸工大でご一緒したいろいろなことを思い出すたびに、自分には真似のできないことばかりだなあとため息がでた。
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左から富下倫基君、田村裕一郎君、東端秀典君

●5月23日(日)
東京へ。「日土小学校保存再生」が木の建築フォラム第6回木の建築賞の「木の建築大賞」を受賞したため、その表彰式に出席した。
その足で、東京国立近代美術館の「建築はどこにあるの?7つのインスタレーション」にも行った。「どこ」に対する答えの幅はもっと広くていいような気はするが、それはともかく、中村竜治の狂気とも言える精密な手作業や若い世代とベテラン世代の展示空間づくりの巧拙の差が面白かった。
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by yoshiaki-hanada | 2010-05-31 02:46 | ●花田の日記
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