100425 なんやかんやの1週間

ばたばたと1週間が過ぎた。

●17(土)〜18(日)は再び東京へ。
恩師・広部達也先生御夫妻の金婚式のお祝いに、「広部研卒業生でしかも先生に仲人をお願いした夫婦」というメンバー7組が集まった。駒場のファカルティハウス内のレストラン。昨年喜寿のお祝いをした場所だ。今回は2階を貸し切り、大テーブルを囲んでの会だった。先輩後輩同士はよく知っている。でもそれぞれの奥様には初めてお会いした。しかしそんな気がしないくらい楽しかった。
広部先生の御子息やお嬢さん御夫妻も参加。こちらが院生のときにご自宅に行きお目にかかったときにはまだ小さくて、自分とはずいぶん年が離れていたような記憶しかないが、この歳になってお会いすると、息子さんは僕と4つしか違わないことがわかり驚いた。同じく大学の教師をされていることもあり、話が弾んだ。まるで親戚が集まったようなゆったりした雰囲気で、実に嬉しかった。
広部先生は駒場の2年次後期において、建築学科に進学が決まった学生への最初の設計製図の授業を長く担当された先生だ。1959年に東京大学教養学部図学教室に助手と して着任以来、1992年に教授として定年退職されるまでの間だから、現在活躍中の東大建築学科出身の人たちはすべて彼の洗礼を受けていると言ってよい。数学を基礎にした先生の建築空間論は、時間が経っても決して色あせない強さをもっている。僕は大学院でさらにお世話になったわけだが、今の自分の基礎はすべて広部先生から学んだという気がする。
『初めての建築設計 ステップ・バイ・ステップ』を贈呈。お渡ししながら、考えてみればこれも2年次の学生用の本であることに気づき、かつて自分が広部先生から与えられたものと比べどうなんだろうと考えてしまった。おそらく東大建築学科の卒業生にとって、広部先生はそういう基準点みたいな存在だと思う。

●18日はどういうわけか葛飾柴又へ。
帝釈天へまでの道に並ぶお店はどれも楽しい。昭和のお菓子やおもちゃを並べた博物館にもつい長居。帝釈天では初めて猿回しと傘回しの大道芸を見た。

帝釈天
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昭和のお菓子やおもちゃを売ったり展示したりしている「柴又のおもちゃ博物館」。ここに、小さい頃に憧れたままやれなかったレーシングカー(スロットレーシング)のサーキットがあると知り、ぜひとも行きたかったわけである。今回、長年の夢が果たせた。
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今回泊まったホテルからの眺め。高層マンションの間から郊外の街並と遠くの山が見える。何とも不思議な風景だ。
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●20日(火):講義、実習、行政の委員会。
●21日(水):春の健康診断、学内の某委員会、学科会議、教授会。
●22日(木):ゼミ、実習、上級生による新入生の歓迎会。

●23日(金):1年生4人を連れて建物見学。保存再生に関わった「海外移住と文化の交流センター」へ。もちろん、CAP STUDIO Y3へも。
ちょうどおこなわれていた「Drawing Exhibition「5人の風景〜記述された日常」」が実によかった。学生のひとりは展示されていた上村亮太さんの小さな絵を買いたいというところまでの惚れ込みよう。買えない値段ではなかったのだ。ところがすでに売約済み。残念そうだった。
最後は1階のカフェで休憩。2時集合で夕方まで、たっぷり、ゆったりと3時間半ほどを過ごした。移住のことも現代アートのこともじっくりと学び、学生諸君も楽しかったと思います。やはり教育は少人数に限るなあ。

●24日(土):今年度最初のオープンキャンパス。早いですね。でも関西の私大はどこもそろそろ始まるのです。

『初めての建築設計 ステップ・バイ・ステップ』を、思い当たる大学関係者に出版社から送ってもらっているのだが、何人かの方から嬉しい感想をいただいている。九大の土居義岳先生はブログにも書いて下さった。「発展編を」というご指摘は全くもってその通り。次の宿題にしたい。

こんなブログも発見。ありがとうございます。
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by yoshiaki-hanada | 2010-04-26 00:34 | ●花田の日記
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