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100110 粛々と宿題に取り組む

3連休の真ん中。
粛々と宿題に取り組む。
学科同僚と作っている本のためのコラム2本が書けた。
これから講演ゲラ直し。何しろ自分の言葉なので面倒くさい。

最近、拾い読みで行ったり来たりしている本。
松本清張『或る「小倉日記」伝』(新潮文庫)
柴田元幸『代表質問 16のインタビュー』(新書館)
NHKスペシャル取材班『グーグル革命の衝撃』(新潮文庫)
小谷野敦『文学研究という不幸』(ベスト新書)
H.ペトロスキー『フォークの歯はなぜ四本になったか』(平凡社ライブラリー)

あ、それから、原広司『YET HIROSHI HARA』(TOTO出版)。
あいかわらずすごいなあ。構想の人なんだとつくづく思う。

つまんないことだが、原さんのスケッチを見ていると、字がいいなあと改めて思った。
こういう雰囲気の走り書きの字、大好きだ。
日建にいた頃にいずみホールの現場に常駐したが、その施工をした竹中工務店のベテランで施工図をとりまとめていたBさんの字もこんな感じで、真似したいものだといつも感心していたのを思い出した。太めのシャープペンシル、鉛筆、ホルダー、何で書いてもバランスが良い。縦書きも大丈夫。彼との打ち合わせ記録のファイルは、たしかどこかに残しているはずだ(もちろん手書きだからですよ)。
松村正恒の実施設計図の中の文字も似てるなあ。
それに比べると、若い世代の字はとんでもなく下手くそになっている。
雑誌などでたまにスケッチやサインのようなものを見る機会があると、本当にがっかりする。
もちろん他人事ではない。
by yoshiaki-hanada | 2010-01-11 00:37 | ●花田の日記
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