091206 大丈夫か

あっという間に1週間。ゆうべはぴゅーぴゅーと冷たい風が吹いて、神戸も冬になってきた。
備忘録的メモ。

●11月30日(月):東京へ。「新構法開発研究会」から、日土小学校の保存再生のことを話してくれという依頼があり、その全貌を紹介してきた。内田祥哉先生を筆頭にした建築構法関係者の勉強会ですね。
300枚以上の映像を使って、これまでの経緯、改修チームのこと、出来上がりの様子などをたっぷり報告し、皆さんからお褒めの言葉をいただいた。
何より嬉しかったのは、松村正恒の「発見者」といえる内田祥哉先生と、松村の遺著『無級建築士自筆年譜』を刊行した植田実さんもいらっしゃり、報告ができたということだ。内田先生からは、質疑応答の中で、当時のこともいろいろとお話しいただいた。

●12月1日(火):3年生の実習のエスキス。進捗状況が学生間で水と油ほどに分かれている。教える側の問題もあるのだろうか。それにしても、学生からの反応がなければどうしようもない。大丈夫か。

●12月2日(水):大学院の講義。少人数なので研究室で。大学院はそれほど多くの授業をとらなくても単位上は大丈夫である。しかし、いわゆる「講義」科目の履修を最低限にする学生が多すぎる。それでは「知識」が圧倒的に足りないままだ。大丈夫か。

『新建築』12月号購入。もちろん先月号に掲載された「日土小学校」についての月評が気になったからだが、青木茂さんと中村拓志さんがふれててくれていた。それぞれの、「闘争の10年間であっただろうと思う。敬意を表したい」「「日土」にある空気感を継承する姿勢を賞賛したい」という言葉が嬉しい。

この号には、青木君が出題した「新建築住宅設計競技2009」の結果も発表されている。「住宅、映画の世紀を経験して」という、僕などにはどうしたらいいのか見当もつかなかった課題だったが、世の中には優れた才能が潜んでいるものだ。1、2、3等に選ばれた案には感心するばかり。出題した方も出題した方、それに応えた方も応えた方。あっぱれである(笑)。
なお佳作を含めた全作品に寄せられた青木君のコメントはいかにも彼らしい。一言もけなしていない。また、テーマである「映画」に関する彼の知識と判断がいかに多く広いかもよくわかる。当然のことだが、だからこそ出された課題であり、だからこそ書けるコメントだ。どんな球が飛んできても「映画」を軸に受け止める。けなす暇などないわけだ。

●12月3日(木):某書企画の打ち合わせ。3年生の実習のエスキス。先日以来の心配は続く。

●12月4日(金):卒業制作の中間講評会。これはという案がきわめて少ない。大丈夫か。

今日の日曜日は、やっと日土小学校の報告書の担当ページの原稿に着手。これまで書いたものがいろいろあると高をくくっていたが、いざ書き始めると当然のことながらそう簡単ではない。
年内の宿題はあと2つ。某建築家論と学科の同僚と作っている本の原稿や図版。大丈夫か。

12日の土曜日は、いよいよオープンスタジオの最終講評会です。
10人の諸君、頑張ってね。
たくさんの参加をお待ちしています。
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by yoshiaki-hanada | 2009-12-06 11:50 | ●花田の日記
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